プレイステーションのボス、ジム・ライアンは、ソニーで約30年間働いた後、3月に退職する予定です

「プレイステーションの伝説、ジム・ライアンがソニーをサヨナラする!」

ソニーはプレイステーションのボスであるジム・ライアンが来年3月に引退することを発表しました。彼は会社での約30年間のキャリアを終えることになります。

ライアンは公式の役職としてソニー・インタラクティブ・エンタテインメントの社長兼CEOであり、2019年2月にプレイステーション部門の責任者となりました。以前はソニー・コンピュータインタラクティブヨーロッパのトップを務めていました。

引退を発表する声明の中で、ライアンは「特別な会社で大変良い人々や素晴らしいパートナーと一緒に働くことの機会を充分に楽しんできました。しかし、ヨーロッパに住んで北アメリカで働くことをますます調整しづらくなってきました。」と述べました。

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「私は、世界中の何百万人もの人々の人生に触れる製品に取り組む特権に恵まれてこのまま退職します。プレイステーションは私の人生の一部であり、SIE(Sony Interactive Entertainment)の将来について今まで以上に楽観的な気持ちを持っています。私は[ソニーのCEO吉田健一郎]に、私に対し多くの信頼を寄せてくれたこと、そして非常に感受性がありサポートになるリーダーでいてくれたことに感謝したいと思います。」

ソニーグループの社長兼最高執行責任者兼最高財務責任者である鳥越浩樹は、今年10月にソニー・インタラクティブ・エンタテインメントの議長に就任し、ライアンの移行をサポートします。その後、鳥越浩樹は本年4月1日から、ソニーでの現職に加えてソニー・インタラクティブ・エンタテインメントの暫定CEOとなります。

「ジムのすべての成果に対して大いに感謝しています」と吉田健一郎は、ライアンの引退のニュースに添えて述べています。「ジムがソニーでの長いキャリアを終えるという彼の決定を尊重し、ゲーム&ネットワークサービス事業の重要性を考えると、後任について重要な決定をしなければなりません。

「私たちは熟練して議論し、新たな経営体制を決定しました。ソニーグループのさらなる進化と成長に向けて、ゲーム&ネットワークサービス事業へのさらなる成功をもたらすことを目指します。」