昨年のマルチプレイヤー向けEvil Deadゲームには新しいコンテンツは提供されず、Nintendo Switch版は発売中止となりました

Last year's multiplayer-focused Evil Dead game did not receive any new content, and the Nintendo Switch version was canceled.

Saber Interactiveは、昨年のEvil Dead: The Gameの開発を終了することを発表しました。つまり、新しいコンテンツは制作されず、計画されていたSwitch版もキャンセルされました。

Evil Dead: The Gameは、昨年5月にXbox、PlayStation、PCで発売された非対称マルチプレイヤーホラーゲームのもう1つのエントリーです。既にDead by DaylightやThe Texas Chain Saw Massacreなどが登場しているこのジャンルで、Evil Deadシリーズのおなじみのキャラクターたち、ブルース・キャンベル演じるアッシュ・ウィリアムズを含むキャストがデッドアイトの群れと戦います。

リリース以来、断続的なアフターランチサポートが提供され、Army of Darknessにインスパイアされた城のマップ、新しい衣装、多くのキャラクター、新しいPlaguebringerクラス、新しいSplatter Royaleモードなどが追加されました。4月には、以前はEpic Games Store限定だったタイトルがPCのSteamに移植されましたが、その後はコンテンツの更新が途絶えました。そして、Saber Interactiveは開発が終了したことを確認しました。

Evil Dead: The GameのSplatter Royaleモードは2月に登場しました。

スタジオはソーシャルメディアに投稿した声明で、「Evil Dead: The Gameの新しいコンテンツの開発を追求しないことを今日決定しました。また、Nintendo Switch版のゲームはリリースしないことも確認します。」と述べています。

ただし、ファンにはいくつかの慰めがあります。Saberはサーバーを「予見できる限り」稼働させ続けると述べ、発生する「重大な問題」に対処すると約束しています。最後に、「Saber全体のチームを代表して、素晴らしい時間と継続的なサポートに感謝します。」と締めくくりました。

Evil Dead: The Gameのサポートを終了する決定については説明がありませんが、Steam Chartsによると、月間ピークプレイヤー数が二桁に減少するというニュースが発表されています。また、Saber Interactiveの親会社であるEmbracer Groupは、継続的な財務上の課題に対応して重要な再構築を進めている時期でもあります。

6月には、Embracerはスタジオの閉鎖や仕事の削減を含む「包括的な再構築プログラム」を発表し、先月はSaints Rowの開発元であるVolition Gamesを「即時に」閉鎖することが発表されました。さらに最近、EmbracerがBorderlandsの開発元であるGearboxの売却を検討していることが確認されました。