ユニティの危機後、ゲームメイカーは定期購読を廃止し、独立系デベロッパーは一括料金に切り替わります
「ユニティ危機後、ゲームメイカーが定期購読を廃止し、独立系デベロッパーは一括料金への切り替えを模索中」
ゲーム開発者向けのクロスプラットフォームエンジンのシリーズ、GameMakerは、非商業目的、趣味派やインディーゲーム開発者向けの定期購読モデルを廃止しました。
GameMakerは、非商業目的でソフトウェアを使用するすべての非コンソールプラットフォーム上で無料になります。一方、作成者やインディーゲーム開発者向けの購読プランは$100の一度きりの料金に置き換えられ、商用ライセンスおよびデスクトップおよびモバイルプラットフォームへのエクスポートが可能になります。
この変更は、最近Unityが発表した価格モデルの論争を受けたもののようで、このモデルではゲームのインストールごとに料金が発生します。この計画はインディーゲーム開発者からの怒りを招き、Unityは計画を大幅に撤回しました。
「他のプラットフォームが価格と条件で不自然な動きをしていることに気付きました」と、GameMakerの責任者であるラッセル・ケイは発表で述べています。「そこで、逆のこと、開発者に実際にとって良いことになる何かをしたらどうだろう?と思いました。」GameMakerの変更は昨日から適用されており、同社はGodot Engineのアカウントを使ってX(旧Twitter)でオープンソース化する計画を予告しました。
Unityの料金計画のため、GodotはUnityの代替エンジンの一つとされ、先月、Slay the SpireスタジオのMega CritはDancing Duelistsという無料のデッキ構築型オートバトラーゲームをリリースしました。このゲームはファンキーなサウンドトラックと可愛らしいキャラクターが魅力です。一方、Unityは2024年に提供される次世代のエンジンバージョンについて「責任ある資源流通のAIツール」を発表しました。